化粧品をそのまま使い続けると...

こんにち はゾエです。
皆様、化粧品をどのようにお使いでしょうか。
使い続けるとお肌にダメージを与えるものもあります。使用した際、化粧品に付着している菌がスキンフローラを乱しているからです。
では、どのくらいの菌が化粧品には存在しているのでしょうか。今回は使用済み化粧品のイギリスでの研究が公表されたのでご紹介したいと思います。

菌だらけの化粧品

まず、使用済み化粧品と菌汚染の程度を調査しました。口紅、リップグロス、アイライナー、マスカラ、メイク用スポンジの5つのカテゴリーの化粧品を用意しました。
調査方法として、使用済みの化粧品にどのくらいの菌が含まれているのかを測定しました。
その結果、使用されたすべての製品の約79〜90%が細菌で汚染されていることが判明しました。

黄色ブドウ球菌、大腸菌、シトロバクター・フロインディなどの様々な菌の存在が検出されました。腸内細菌と真菌はすべての製品で検出され、特にメイク用スポンジでより多くみられました。
使用済みのメイク用スポンジの93%は一度も洗浄されることなく使用されていて、64%は床に落としても使用され続けていました。
落とした際に、無数の菌が付着し、そのままにしていると菌の増加につながります。
化粧品の使用中には、かなりの菌汚染が発生しています。
病原性細菌の存在は肌にストレスを与え、かゆみや肌荒れをもたらします 。

化粧と菌の向き合い方

日常から化粧品の菌を意識して、使用することは少ないのではないでしょうか。
普段、なにげなく使用している化粧品には、隠れた菌がたくさん付着しています。
今回の研究結果はより多くの人に化粧品を取り扱う際に注意が必要であることを示しています。
そのためにも、お化粧品は定期的にお手入れして清潔に保ちましょう。洗浄できるものは中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗浄し、風通しのよい場所に保管することをお勧めします。
そうすれば、肌にやさしく使用することが可能です。

菌は一概に悪いものではございません。
乳酸菌が含まれている化粧水には、美肌菌のバランスを助ける効果があります。
お化粧を通じて菌のバランスを保つことが大切であり、あなたの美肌に繋がります。


ライター:ゾエ
大阪府出身、趣味はスケートボード、好きな食べ物はチャーハン、そんな学生ライターです。
まだまだ未知の領域のスキンフローラ。これから僕たちの生活にどのような”幸せ”をもたらしてくれるのか楽しみです。
近い将来、僕のニキビたちもフローラの力で完治する事を願っています。
皆様に新たな気づきや役立つ知識が得られる、分かりやすい記事をお届けします。

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