皮膚を守る菌―意外な新事実!
こんにちは、ゾエです。あっという間に今年の夏も終わりましたね。外出する機会は少なかったですが、帽子や日焼け止めクリームで紫外線には気をつけていました。
紫外線にはシミやしわだけでなく、皮膚癌への影響もあります。今回は、皮膚癌から皮膚を守る菌が発見されたという研究を、皆様にご紹介したいと思います。
皮膚癌を抑制する菌
スキンフローラの代謝産物の分子結果から、皮膚の特定の菌より、DNA合成を阻害する分子(6-HAP)の産生が発見されました。
これは6-HAPがいくつかの腫瘍細胞に対して抗増殖活性を発揮することが示唆されます。
研究では、6-HAPを産生するマウスは紫外線誘発腫瘍の発生率を低減。これにより、腫瘍の成長を抑制することが分かりました。
6-HAPを産生する表皮ブドウ球菌株は人間の皮膚によくみられます。これは皮膚癌に対する保護をもたらす可能性があることを示唆しています。
6-HAPの可能性は
6-HAPのメカニズムは明確に証明されていませんが、腫瘍細胞に対する抗代謝剤となりうることを示唆しています。
以前の研究では、菌に変異を誘発する可能性があると結論付けられ、フローラバランスの崩壊が癌を促進する可能性があると報告されていました。
それに対して、現在の調査結果は、スキンフローラが腫瘍の成長を抑制する可能性があることを示唆しています。そして、6-HAPがスキンフローラに強力な変異を起こす可能性はほとんどないとも考えられています。
6-HAPを産生する表皮ブドウ球菌の減少が皮膚癌のリスクを高めるか、また予防的治療として使用できるのかはさらに研究が必要とされています。
これからの菌未来
健康な人間の皮膚によく見られる表皮ブドウ球菌が産生する、6-HAPにはDNA合成を阻害し、腫瘍形成に対する保護をもたらす可能性があります。
これらの発見はスキンフローラの新しい役割を示してくれています。まだ解明に時間がかかりそうですが、私たちを守ってくれる菌は、これからも発見され続けるでしょう。
ライター:ゾエ
大阪府出身、趣味はスケートボード、好きな食べ物はチャーハン、そんな学生ライターです。
まだまだ未知の領域のスキンフローラ。これから僕たちの生活にどのような”幸せ”をもたらしてくれるのか楽しみです。
近い将来、僕のニキビたちもフローラの力で完治する事を願っています。
皆様に新たな気づきや役立つ知識が得られる、分かりやすい記事をお届けします。


